​北港テクノチームレース 2021.10.16-17

Report by 8-5 井上隆(神奈川) Photo by ririan__01

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北港テクノチームレース2021

レースレポートを書かせていただきます。

神奈川大学 3年 8-5 井上隆です。

 

今大会は全6レースで、参加者も181名と全国規模のビックレースとなりました。

風にも恵まれ、マスパンレースからプレーニングレースまで全風域で行えました。

 

レース運営をしてくださった方々、大会関係者の皆様のおかげで、選手達も気持ちよくレースをすることができたと思います。

本当にありがとうございました。

 

・1日目

【1R:南西2~3m/s】

出艇してレースコースを見た時に、去年吹きでやったコースと似ているなと思いました。前日に去年の北港のレースレポートを読んでいたのもあって、下有利目なスタートラインとアウターの高さを見て僕は下スタボスタートをすると決めました。去年のデータと違った場合も考え、1レース目は様子見を兼ねてチーム「飛び魚ズ」ではスタートを上から出る53-3 大智、真ん中から出る98-0 拓、下から出る僕に分けてみました。

下3でスタート後、小さいヘダーとリフトが交互にありながら1番長く続きそうな強いポートリフトのブローでタックしたつもりが、そのあと更に強いポートリフトがあったらしく見極めが甘かったです。結果を見ると下からでた僕が1上5番回航くらいでチーム内では早かったですが、上から出たであろう46-2 圭さんや15-21 大成、12-1楢本の方が上回航が早かったです。

2上はさっきより左上の海面に風が降りてきていて左海面を大きく使いたかったのですが、僕の次くらいに1下回航をした選手が先に左に渡り始めていてやられたなと思いました。その選手にギリ吸われないように伸ばしながら、完璧に吸われそうになったので逃げタック。このあとスタボで来ていた11-7 港大さんと11-5 イケタクの前を切りましたが、ここで直受けをするべきでした。左上がいいと分かってはいながら右に行ってしまう判断ミスで順位を落として7位フィニッシュでした。

 

1位 三浦圭(明治) 2位 西田周誠(阪大) 3位 楢本訓基(京大) 4位 岡本大成(慶應) 5位 関 港大(関東) 6位 倉鹿野巧(神奈川) 7位 井上隆(神奈川)

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西田や石川を筆頭に成長著しい阪大

 

【2R:南南西2~3m/s】

コースは変わらず、1レース目よりも南側に振れた気がしたので僕は下1スタート。チームの2人も下に寄せてスタートしました。この下スタートの判断は間違っていなかったと思います。下2でスタートした8-1 ガノが僕よりも先にスタボに返して上ピンでした。圭さん、港大さん、12-10 谷翔も前にいました。

2上は、1下回航後に下ってくる艇のブランケを避けつつ即タックで左に渡りました。この時すぐ前に圭さんがいて、1レース目の2上が頭を過ぎりました。ここで返したら負けだと思い、圭さんのタックを待ちながら僕は奥まで伸ばしました。

この判断が当たって1下6番くらいから、2上回航4位まで上げました。

このあと、僅差になるといつも僕が負けるガノが2下のアウターマークに引っかかっていたところを容赦なく捲って3位フィニッシュしました。笑

 

1位 関 港大(関東) 2位 三浦圭(明治) 3位 井上隆(神奈川) 4位 芝川元就(関学) 5位 倉鹿野巧(神奈川) 6位 谷岡翔太(京大) 7位 谷上理規(京大) 8位 相沢遼(明治) 9位 新矢紘己(同志社) 10位 平野嵩典(立命館)

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芝川から主将を受け継いだ関学10-1中村陸海

 

【3R:南4~6m/s】

記憶が正しければ上マークが少し沖にずらされたと思います。このレースは少し南に振れたり戻ったりで、上左奥からのブローは変わらず入っていましたが、上右奥からのブローも目立って入り始めました。僕はこの振れが一時的なもので、振れ戻ると思い下1スタートを狙いました。しかしスタートで潰されて逃げタックせざるを得なくなりました。このタックをした途端順位を大きく落とし始めてブランケ祭りになったので、1下から巻き返しをすることにしました。1上回航40番くらいだったと思います。

1下は風が足りず角度を取って1漕ぎ、2上でストパンを漕いでストラップハーネスと繋ぐを繰り返しました。この時近くに51-1 颯がいた記憶があります。2下もアンダーを漕ぎ続けたのですが、独特のうねりに少し苦戦して順位を上げきることが出来ず21番でのフィニッシュでした。

 

1位 関 港大(関東) 2位 石川慎之助 3位 芝川元就(関学) 4位 三浦圭(明治) 5位 倉鹿野巧(神奈川)..7位 中島隼人(明治) 8位 小松大悟(京大OB) 

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井上と共に神奈川大学を引っぱる倉鹿野

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OBでもシングルを走る小松大悟

 

【4R:南4~7m/s】

このレースもスタートで潰されて逃げタックしました。今回はブランケに入ることなく上手くスタボ艇団の間をすり抜けてフレッシュに近い風で同チームの大智と並走してポートを走らせることが出来ました。このとき先に右奥に突っ込んでいる港大さんを見ました。そのまま上右奥のブローに噛ませてタックでアプローチしました。思ったより長く大きいスタボリフトが入ってしまったので、このアプローチはオーバーすぎてダガーを閉まいトラッカーを2番に下げてノボプを使いました。アウターが陸寄りなのもあり、回航したあとそのままスタボでプレーニングで下りました。

1下回航をほぼ同時にしたガノは即タックして左海面へ行き、僕は右海面へ行きましたが、上マークに着くタイミングは同じでした。2上と2下で少し順位を上げて気づいたら僕の前にいた大智と団子の13位フィニッシュでした。

 

1位 三浦圭(明治) 2位 池田拓海(関東) 3位 岡本大成(慶應) 4位 関 港大(関東) 5位 齋藤雄悟(同志社) 6位 新矢紘己(同志社) 7位 伊藤颯(立命) 8位 三寺将太(慶應) 9位 川村航一(湘南工科) 10位 安房井英人(阪大)

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同志社のエース新矢

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​慶應の副将 三寺

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ブランケを上手く避ける12-2大島萌

 

・2日目

【5R:北北東5~11m/s】

下有利なラインで、出たあとスタボがどんどん下に吸われていくようなイメージと、このレースは特に左海面のポートリフトが強い印象でした。レース海面全体的に吹いてはいましたが、周期的に左海面の下側、中間から上側と強めのブローがかかることをスタート前に気づきました。スタートラインが下有利だったこともあり下1スタボスタートをしました。ダガーで乗るか、ノボプを使うか迷って僕はダガーを選択しました。スタートは良くて、港大さんと並走していた記憶があります。たしか2回目のスタボヘダーブローで港大さんは返しました。僕は上の艇を吸いながらこのヘダーを耐えて奥の強いスタボリフトまで伸ばす途中で、気を抜いた瞬間強強ブローに潰され沈しました。その後も懲りずにダガーで乗ってみましたが2回目のハエたたきで沈をしました。1回目のタックをした所から強いポートリフトが4回ほど入ったので、沈をしなければそのまま届いてシングル前半コースだったと思います。2上は返すタイミングを失って右奥の海面を使ってしまいましたが、順位変動は無かったように感じました。このレースは24位フィニッシュとかなり順位を落としましたが、強風域ダガーの艇速の出し方のコツを少し掴んだ気がしました。

 

1位 三浦圭(明治) 2位 内藤紳之介(明治) 3位 池田拓海(関東) 4位 来海崚(京大) 5位 倉鹿野巧(神奈川) 6位 伊藤颯(立命) 7位 坪根遼翼(早稲田)..10位 谷口海斗(京大)

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NT三浦とNT内藤の明治ワンツー

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吹きで競い合う上位陣

 

【6R:北5~12m/s】

1度ゼネリコがありましたが、この時に下から出ていた艇はブローが入らなくなってしまったタイミングで下に伸ばしてしまっていたのでゼネリコに助けられたと思った人もいたと思います。僕もその1人でした。このとき上にはブローが入っていて、次は上スタートがいいのかなとも思いました。

しかしまた下からもブローが入り始め、5レース目を経験して選手達がスタートラインの下に寄りました。ポートスタートを狙う選手も7人ほどいたと思います。圭さんを先頭に数人がポースタを上手く決めていました。しかも下2.3くらいで出た僕が1回目のタックをしたとき、圭さんは既に上マークのアプローチをしていて衝撃を受けました。

僕は5レース目と似たコース取りをまたもダガーもしようと考えました。強強ブローに耐えるコツを掴んだ気がしていたのですが、そのセールポジションを意識しすぎてオーバーヒールで沈しました。1上はこのまま意地を張ってダガーで乗りましたが、2上からはノボプを使いました。ノボプの方が全然乗りやすかったです。

上位を狙うなら、やはりノボプの方がいいのかなと感じました。このレースは20位フィニッシュです。

 

1位 三浦圭(明治) 2位 池田拓海(関東) 3位 関 港大(関東) 4位 来海崚(京大) 5位 内藤紳之介(明治) 6位 齋藤雄悟(同志社)..9位 高津一晃(慶應OB)

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​写真でもハッキリとブローラインがわかる

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「ブローえぐいて」byしゅうせい

 

【今大会を通して】

1下からの修正力のある選手は、なんだかんだあってもフィニッシュする時にいつも上位にいて強いなと思いました。
僕の個人的な課題の1つとしてもこの修正力の強化だと思います。

まずは来月にあるインカレに向けて練習し、ゆくゆくは何があってもシングルまで上げれる選手になりたいです。

去年の北港レースではボコボコにされていたので、今年は成長を感じることもできました。

 

最後になりますが、このような状況下の中大会を開催してくださった運営の皆様、本当にありがとうございました!

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​面白チーム名・いーないーなwithはーなれーな・沈するから避けてほしい・田中チキンジャイブ義久・もうちょいやれると思ってた。。