BicSport Japan & JUBF 2018

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                                    Tomoki Murayama 35-12

インカレ団体戦 2019.2.23-25

Report by 46-3平林亮太  Photo by J.O

 2月23~25日、和歌山セーリングセンターにて2018年度インカレ団体戦が開催されました。

 

年に一度開催されるこの大会は、各大学5名の選手が代表として選出され、そのうち3名の選手がレースに出場し、その合計ポイントが大学のポイントとなります。つまり、大学の威信をかけた戦い。選手の様々な思いが交錯する中、京都大学勝木太陽の選手宣誓により戦いの火蓋が切られました。

 

今年の目玉は、なんと言っても昨年優勝した京都大学と昨年準優勝だった明治大学が昨年同様一進一退の接戦をするであろうことでした。

京都大学のメンバーはインカレ個人優勝した勝木太陽(4)、NTの三木豪士(4)・鈴木拡都(3)、インカレ7位の新崎聖峰(4)、強風域を得意とする杉原鴻太(3)。

明治大学はNTの平林亮太(4)・庄野太朗(4)、オリンピック強化選手の池田健星(2)、インカレ9位の三浦圭(1)、強風域を得意とする伊藤雄高(4)。

 

そして、今大会の台風の目となった同志社大学のメンバーを紹介します。

インカレ準優勝の久保恒一郎(4)を筆頭に、瀧宮隆弘(4)、有働拓実(4)、大間清也(4)、黒住忠充(4)と全員4回生でありながら、最後まで速くなってるとあっと驚かされる面々でした。

 

【Day1】

予報通り北東の強風でした。左右のブロー差が激しく、上マーク付近は特に風がない上振れも大きかったため、艇速だけでなくコース取りが上手い選手が走りました。

 

《1レース目》

京大は勝木・鈴木・杉原、明治は池田・三浦・伊藤、同志社は久保・瀧宮・有働。

一上、ダントツで回航したのは左のブローを使って右へ渡った明治 池田。続いて京大 鈴木、明治 三浦、明治 伊藤。明治が圧倒しているかに見えました。しかし、2上は右奥が伸び、京大 勝木が3位に浮上。京大が明治を追い越し、18pと高スコアでフィニッシュしました。

京大 18pt

明治 29pt

同志社34pt

1レース目、主導権を握ったのは京大でした

 

《2レース目》

明治は伊藤から平林へバトンタッチ。京大、同志社はメンバー変更なし。

1上は右奥を使った明治 池田、阪大 古仲裕貴(4)、同志社 瀧宮。フィニッシュは2上に左海面を使った池田がダンピン。続いて、瀧宮、京大 勝木となりました。明治、同志社は全員シングルでまとめ、14p,13pと高スコアを出しました。

明治 43pt(29,14)

同志社 47pt(34,13)

京大 49pt(18,31)

熾烈な三つ巴となってきました

 

《3レース目》

3校ともメンバー変更なし。

1上ピンは左海面のポートリフトを使った甲南大学 NT稲垣瑠晟(4)、続いて伊勢湾チャンプの上智大学 宮本海(3)、京大 杉原。そして1下、全員が右のゲートを回り右海面へ行く中、1上10位後半で回った明治3人は左のゲートを回り左海面へ突っ込みました。これが見事に的中。フィニッシュは、またしてもピン明治 池田、明治 三浦、京大 杉原。明治 平林も5位につけ、明治が一歩リードする形となりました。

明治 51pt(29,14,8)

京大 84pt(18,31,35)

同志社 85pt(34,13,38)

 

《4レース目》

落ちてきたかと思えた風がまた上がり、オーバーになりました。

3校ともメンバー変更なし。

1上2上ともにスタボを伸ばして左奥のリフトでポートアプローチするのが一番速く、1上ピンは上から好スタートを切った武蔵大学 保延祐希(4)、続いて京大 勝木、明治 池田。フィニッシュは、池田、勝木、上智大学 学連委員長秋元悠輔(3)となりました。ここでズボったかと思えた京大 杉原は救済が受理され、抜群の安定感で9pを獲得。明治、京大ともに17pでした。

明治 39pt(29,14,8,17) cut29

京大 66pt(18,31,35,17) cut35

同志社 85pt(34,13,38,38) cut38

 

【Day2】

昨日と打って変わって、今日は微風。海上ウェイティングし、東から北に振れた束の間に5レース目が行われました。

 

《5レース目》

明治は三浦から庄野へ、京大は杉原から新崎へバトンタッチ。同志社はメンバー変更なし。

1上、マスパンレースを制したのはインカレ3位の立命館大学 大江貴史(4)。続いて同志社 有働、関西学院大学 谷川祐介(4)。右の振れを上手く使った谷川以外は、下スタートから左へ渡った選手が速かった印象でした。

2上は、ポートロングで右のゲートを回ってポートを伸ばす艇がほとんどで、順位変動はほぼありませんでした。

このレースは同志社が27pで1位、2位は31pで流石とも言うべき滋賀大でした。また、関西学院大学 皆川晃輝が2年生ながら8位でフィニッシュし素晴らしい走りをしました。

明治 68pt(29,14,8,17,39) cut39

京大 101pt(18,31,35,17,45) cut45

同志社 112pt(34,13,38,38,27) cut38

 

明治と京大はカットレースを作り、同志社が怒涛の追い上げを見せます!

 

《6レース目》

風は西に振れ、マスパン~リーパン風。

3校メンバー変更なし。

スタート時、上は上振れ、下は下振れし、結果上から固まって出た同志社がスタボで前を切り、左右のリフトを上手く使い、なんと1上

瀧宮・有働・久保 同志社ワンツースリで回航。2上は右のゲートを回り、右の振れでタック。明治 池田が3位に食い込んだものの、同志社は7pで他校を圧倒しました。

 

明治 85pt(29,14,8,17,39,17) cut39

同志社 119pt(34,13,38,38,27,7) cut38

京大 133pt(18,31,35,17,45,32) cut45

 

ここで、同志社が京大を追い越します。明治は同志社の勢いを阻止するため、ターゲットを変えました。

 

《7レース目》

風向は変わらず、少し風が上がりリーパン風。

3校メンバー変更なし。

1上、スタート後上即タックした明治 平林、滋賀県立大学 NT不破有理子、関西学院大学 NT尾關太伍がトップ回航。

2上も右のゲートを回りスタボリフトを使った艇が速く、フィニッシュは平林、明治 庄野と明治ワンツー、続いて不破となりました。

明治 98pt(29,14,8,17,39,17,13) cut39

京大 157pt(18,31,35,17,45,32,24) cut45

同志社 157pt(34,13,38,38,27,7,49) cut49

 

同志社がカットレースをつくり、京大と同志社が同ポイントで3日目を迎えることになります。明治はじわじわと差を広げていきます。

 

【Day3】

最終日。残すはあと2レースのみとなり、西に振れ変わる午後からの開始となりました。

明治と京大は、応援団長の土方舜也(4)と木村壮太(2)を筆頭にエール交換を行いました。

 

《8レース目》

7レース目とほとんど同じ風向風速でした。

3校メンバー変更なし。

1上は、上からスタートし右展開した明治 平林、京大 勝木、京大 鈴木。

2上は上マークが右に打ち替えられましたが、1上と変わらず右展開でフィニッシュ上位3人は同じでした。

明治は全員シングル入りし、このレースも勝ち取りました。

 

明治 116pt(29,14,8,17,39,17,13,18) cut39

京都 176pt(18,31,36,17,45,32,24,19) cut45

同志社 184pt(34,13,40,38,27,7,49,27) cut49

 

そして…

 

1レース残して、明治団体戦優勝!!

やりましたね。感無量です。

あとは、準優勝入賞争いと個人優勝入賞争いになりました。

 

《9レース目》

3校メンバー変更なし。

4回生は泣いても笑ってもラストラン。

風は8レース目より少し上がったように思えましたが、風向が安定せずスタートには悩まされました。

結果スタート時下からブローが入り、ポートスタートした法政大学 長島かれん(3)、鹿屋体育大学 元NT由里亮太がピンと3位で1上回航。上即タックし、先に右のブローを掴んだ明治 平林が2位で回航しました。

2上左の振れを上手く使った同志社 久保、京大 勝木がまくり、フィニッシュは久保、勝木、由里でした。

 

優勝 明治 149pt(29,14,8,17,39,17,13,18,33) cut39

準優勝 京都 212pt(18,31,36,17,45,32,24,19,36) cut45

第3位 同志社 233pt(34,13,38,38,27,7,49,27,62) cut62

 

準優勝は京大となりました。

明治は僕が生まれた1997年以来22年ぶりの優勝ということで、とても感慨深い気持ちになりました。この場に立ち会えたことを誇りに思います。

9レースして1レース平均20ptという好成績を残せたのは、まず、庄野太朗・伊藤雄高・池田健星・三浦圭が最後の最後まで『前へ』の精神を胸にただならぬ奮闘をしてくれたこと。そして、メンバーの精神を支えてくれたチームみんなの応援があったからこそだと思います。本当にありがとう!

4位は谷川祐介(4)率いる関西学院大学

5位は古仲裕貴(4)率いる大阪大学

6位は辻聡樹(4)率いる神戸大学となり、甲子園勢が熾烈な入賞争いを制しました。昨年4位の立命館大学が惜しくも2P差で7位でした。

個人の部では、なんと京大勝木が明治池田を抜き優勝!新人戦の頃からずっと勝ってやると思ってましたが、結局個人では勝てずじまいになってしまいました。本当に尊敬する同期です。

個人の部準優勝が4連続ピンをとった明治 池田、3位がさすが同志社 久保、4位が1レース目DNCの明治 平林、5位が3回生の京大 鈴木、6位が同志社 有働、7位がスーパー1年生 関東学院 関港大、8位が同志社 瀧宮、9位が甲南 稲垣、10位が阪大 古仲となりました。今回3校に焦点当てて話しましたが、阪大を5位入賞へ導いた古仲のように輝いた選手がたくさんいました。

 

今年は4回生の出場が多かった印象で、上位の7割は4回生でした。今年出場した1,2,3回生はこの貴重な経験を来年再来年へと活かしてもらいたいです。

団体戦は想いを紡いでいきます。僕は忘れっぽい性格なのですが、団体戦だけは3年前から鮮明に覚えています。あの独特の空気、はち切れんばかりの応援、かっこいい先輩達の姿、悔しくて泣いたあの日。

今年の団体戦で一番嬉しかったのも、2年前出場した際不安だらけだった僕を必死で引っ張ってくれたOBの稲葉敦史さんの言葉でした。

 

『輝いてたぞ‼︎』

今年悔しい想いをした人はたくさんいると思います。しかし、諦めないでほしい。一生懸命頑張れば、一瞬でも輝ける時が必ず来ます。

 

来年どんなドラマが待ち受けているのか楽しみです。

 

最後に、運営の方々、撮影してくださった奥田さん・倫太郎さんをはじめとする全ての関係者の皆さまにお礼申し上げます。

今までありがとうございました。

 

明治大学体育会ボードセーリング部2018年度主将

平林亮太

団体の部

1.明治大学

(29,14,8,17,39,17,13,18,33)149P

2.京都大学(18,31,35,17,45,32,24,19,36)212P

3.同志社大学(34,13,38,38,27,7,49,27,62)233P

4.関西学院大学(47,51,53,82,40,80,59,79,77)486P

5.大阪大学(122,83,36,33,100,76,61,62,112)563P

6.神戸大学(63,107,67,102,84,72,69,64,62)583P

 

個人の部

1.12-0 勝木太陽(京都大学)(3,3,10,2,5,9,5,2,2)31P

2.46-5 池田健星(明治大学)(1,1,1,1,15,3,10,8,12)37P

3.35-16 久保恒一郎(同志社大学)(10,5,19,11,4,2,4,5,1)42P

4.46-3 平林亮太(明治大学)

(DNC,9,5,12,13,8,1,1,4)53P

5.12-1 鈴木拡都(京都大学)(2,17,22,6,17,12,7,3,10)74P

6.35-3 有働拓実(同志社大学)(16,6,15,14,2,1,17,12,15)81P

7.11-72 関港大(関東学院大学)(5,8,24,17,12,15,13.7,11,5)86.7P

8.35-30 瀧宮隆弘(同志社大学)(8,2,4,13,21,4,28,10,46)90P

9.16-2 稲垣瑠晟(甲南大学)(21,29,6,24,6,7,20,4,9)97P

10.87-57 古仲裕貴(大阪大学)(22,7,11,8,33,18,11,6,20)103P

新歓が来年・再来年の団体を決める!
​みんな頑張ってね。by だくお

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