BicSport Japan & JUBF 2018

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                                    Tomoki Murayama 35-12

T293 PLUS WORLD 2019.4.19-27

Report by JPN325 金子奈津見

& JPN467 松本隆永  Designed by J.O

ポルトガルのポルティモンでテクノ+の世界選手権が開催されました。

NT組は4/19に到着し、20日にチャーター艇のチェックを済まし午後から練習&調整を行いました。

21日は午後からプラクティスレースに参加しました。

本戦前の練習2日間は微中風〜プレーニングとブローの差が激しかった。主に漕ぎ練習を行い、パンピング、ストパン、アンダー、道具の大きさ、重さを体で十分に実感した。タックスピード、ベア、基礎的なことでさえ身体いっぱい使わなきゃ普段のようにできなかった。7.8㎡セイルよりも風が多く入る分ストパン、アンダーは風の入りが早かったが、とにかく漕ぎ続ける事が難しく体力的にきつかった。普段日本ではセイルサイズ7.8㎡を使用していますが、世界選手権では一回り大きい8.5㎡を使用しました。世界選手権経験者や8.5㎡経験者から色々情報を聞き、大きさ違えど艇種は同じなのでどのようにセッティングして乗れば7.8㎡と同様に乗れるのか試行錯誤する日々でした。

 

【1日目】

4本消化

リーパン〜プレーニングの中レースが行われた。自分より身体の小さい子がめいいっぱい体を大きく使って漕いでる姿を見て圧倒された。フランス26は1日目全ピンだった。自分は何レースか1上までピン回航したレースもあったが、ほとんど下りアビームでフランス26にまくられてしまう。ジャイブの遅さ、アンダーの艇速、体力、全てが甘かった。フランス26は、アンダーの漕ぎも大きく、意地でも抜く!という思いがレース中でも溢れていたように感じた。自分の甘さをひしひしと実感した1日だった。この大会のライバルはフランス26だと切り替え、どのように勝つかだけを頭に入れコース展開から乗り方、漕ぎ方を考えて行動した。

​DAY1全ピンのFRA26

​第1R3位 JPN1226西村菜乃

​第2R2位 JPN4331長島かれん

【2日目】

2本消化

2本目、1下回航後2上に向かうまでピンだったが、だんだん風の強さを感じ雨雲も現れ嫌な予感がした。案の定爆吹きとなりほぼ全艇がセイルを落とすほどの強風が吹き始めた。せっかく今大会1位を取れると思ったレースだった為、必死にセイルアップ、上プレをしたが何度もセイルを落としてしまう。そんな中、ただ1艇ポルトガル95が大きなうねり強風の中、上プレでマークを目指し滑走している姿を見て唖然とした。自分も必死に乗ろうとするが滑走することができなかった。諦め着岸する艇もいた。上れたとしてもこの強風の中、下れるだろうかという不安もあったが諦めるという選択肢は絶対になかった。意地でもゴールしてやるという強い思いがあった。すると風が徐々に落ち、マークを目指せた。下りの時には極端に風が落ち、8漕ぎ〜フリー漕ぎでフィニッシュを目指した。このレースを通して、爆吹きうねりの上プレの下手さ、諦めない気持ちを学ぶことができた。

第6Rまででカットが3PのJPN325金子奈津見

【3日目】 

スラロームコース 4本消化

ジャイブミスをいかに無くすか

ジャイブをいかにタイトに回航し前の艇を抜くか

これにつきる約2.3分のレースだった。

スタート10秒前から走らせトップスピードでスタートラインを切ることを普段のレースよりも頭に入れて待機した。スラロームコースで4本消化し、自分は2位.1位.2位.2位の結果に終わった。3日目にして初めてフランス26に勝ったレースが1本あった。第4マークまではフランス.フランス.自分と3位だったが、第4マーク回航で前の2艇が沈し、自分は2艇のインをすれすれで回航でき、トップフィニッシュ!少しのミスで大幅に順位を落としてしまう緊張感の中でのレースだったが、初めてのスラロームコース、フラットの海面、とにかく楽しかった!!スラロームコースを日本での学連レースで取り入れたい!インレイルジャイブの下手さを強く痛感した1日でした。

第7,第9R3位 JPN8712宗方聡子

第10Rウィンド歴1年ながら5位 JPN539上村愛

【5日目】

1本消化

風が全くなく午後から入ってくる予報だった為、すぐにAP旗が上がり15時までD旗が上がらないと言われ、NT組で浜沿いのカフェでアップルケーキを食べに行きました!最高でした!

D旗が上がり出艇すると思った以上に風があり、プレーニングレースとなりました。

上有利スタートで全艇がスタボからスタートし、多くの艇は約1分後ポートに返し右海面に行ったが、私はアプローチ手前までスタボで伸ばした。うねりが大きかった為スタボで角度をとりポートは走らすイメージで走った。他の艇よりもスタボでしっかりと角度をとって上れたことが勝てた要因だと思う。1上ピンだったが、今までのレースで下りアビームでフランス26にまくられることが多かったため、絶対捲られないという強い思いと緊張感の中必死に1位を維持した。1上でフランス26は4位と大差があったが、やはり下りアビームでスピードをつけ1下回航時には2位にまで順位を上げていた。2上では下回航そのままポートで伸ばし後ろ艇を意識しながら走らせた。やはりスタボでフランス26よりもしっかりと上り角度を維持したまま上プレできたことが大きかったと感じる。前日に引き続きトップフィニッシュ。上プレレースには自信がついたレースとなった。

第14R 4本目のピン JPN325金子奈津見

【6日目】

1本消化

無風予報だったので朝一でレースを消化した。Sコースだった。出艇すると思ったより風がありストパン〜ハーネスストラップジャストぐらいだった。メンズからスタートし、レディースレース時には風が落ちるだろうと予測していた。案の定、上りストパン〜ストラップハーネス。下り8漕ぎ〜フリー漕ぎ。タックポイントが少しでも遅かったり早かったりするだけで大きな差がついてしまうレースだった。また、上らせる走らせるをしっかり考えてコース展開することが大切だったと感じた。ストパンは自分の今後の大きな課題だと実感した。

学連NT JPN325金子奈津見&JPN1226西村菜乃

世界選手権を通して、得意風域の吹きにやっと自信がついた。今まで得意風域でも強い自信はなかったが、世界レベルで戦えることを実感し嬉しかった。しかし、現状に満足するのではなく良きライバルである NTメンズに負けない気持ちでもっともっと得意風域を高めていきたい。また、それと同時にリーパン〜ストパン、主に漕ぎの下手さを痛感した大会だった。日本に帰ってホームの修正から練習し得意風域の幅を広げていきたい。 学生日本代表の NT8人でウィンドについて話してる時間がすごく楽しくて、自分の初歩的なバカな質問にも答えて教えてくれて、本当にカッコよく良きライバルです。何か1つのことに熱くなれることは本当にカッコいいことで、いい仲間を持てたと今ひしひし実感しています。夏に向けてまた一からスタートです。頑張ります。

1位 JPN325金子奈津見 2位 JPN1226西村菜乃 3位 JPN4331長島かれん

​レディースリザルト

メンズ28名レディース10名が参加したワールド2019

今年はポルトガルのポルティマンという地で行われました。気温も高く、乾燥していてとても過ごしやすかったです。昨年のユースオリンピックが終わった影響からか、例年以上に参加選手が少なかった今大会。しかし、ユースオリンピックチャンピオンのGRE1の選手や、RSXのユースで活躍している選手など、レベルは非常に高かった印象でした。

以下、JPN467松本隆永レースレポートです。

【初日4レース】

1レース目 サイド5〜7m(コースM)

中強風からジャストでの風域でした。下有利で下から左へ伸ばし、ブローで右奥に渡った艇が速かった印象です。浜名湖のオンショアに似ていて、両端のブローを使うのが大切だと感じました。

 

2レース目 オン〜サイド5〜7m(コースS)

一旦風が落ちウェイティングを挟みました。その間に若干左へシフトし、沖からポートリフトのブローが入り始めました。ラインは30秒前に急に下フレし、下から出た艇が序盤は先行してました。しかし、沖から入ってきたブローが意外にもポートがリフトし切らず、上から出て耐えてた艇が伸びました。そのまま左まで行ききり、ポートアプローチした艇がトップ。下から出て吸いまくって調子乗ってた自分は返した後にブローに噛みきれず、しんどい思いをしました。

 

3レース目  オン〜サイド3〜5m(コースM)

今大会唯一の微中風レースでした。フレとブロー差が激しすぎて何が正解なのか分かりませんでした。1上は左へ伸ばした艇がどちらかと言うと速かった印象です。正味艇速ゲーだと思います。アビームでアンダーを漕ぎ続けられる人は上りでズボッても死ぬほどまくれてました。JPN1311(三浦圭)とか。

 

4レース目  オン〜サイド6〜9m(コースS)

スタート直前に結構強めのブローが入り始め、僕と圭はノボプレスタートしました。しかしコースが短かったこと(直前まで微風だったため)、スタートがかなり上有利だったことから、上からダガーで伸ばした艇が速かったです。圭はノボプレ速すぎて耐えてましたが、僕はズボリました。

​JPN46 森平裕也

​JPN1331 三浦圭

【2日目3レース】

5レース目 サイド7〜10m(コースM)

予報通り、ノボプレジャストの風域。うねりがかなり大きく、ボードスピードが無いとどんどんうねりで流される印象でした。全員ノボプレスタート。海外選手のスタートがうますぎて日本人でまともに切れたのは圭だけでした。即タックしてフレッシュを取り、スピード全開で右から左へ渡りアプローチしましたがやはり、左へ伸ばしきってた艇がワンタックでアプローチ出来て速かったです。ゴリゴリ艇速ゲーでした。くそ楽しかったです。

 

6レース目  サイド7〜10m(コースM)

風域は変わりませんでしたが、ライン付近にポートリフトが恒常的にかかっており、激下有利でした。当然アウター付近はクラッシュ艇が多発し、それはそれはカオスな光景でした。僕はびびって真ん中くらいからポースタしました。そのまま右奥まで突っ込みワンタックでアプローチ。しかしやはりアウターからポースタ切れた艇がそのアドバンテージを維持したまま前を走りました。うんちみたいなスタートゲーでした。

 

7レース目  サイド10〜12m(コースM)

風域が1段階上がり、ゴリゴリのオーバー風域に。風向は変わっていなかったため相変わらず激下有利。今度は思い切ってアウターから出てやろうとくそ遠くからプレーニングポースタ。屍を二、三艇避け、奇跡のベストスタート。最高のポジションを維持したまま右奥アプローチタック。ここまで全ピンのGRE1を抑えてマークへ一直線。gpsがあったら間違いなくJPN467が1位でした。しかし、右奥に潜んでいた核爆弾ブローを被弾し爆沈。上ピンを目前にして抜かされました。このレース多分10回くらい爆沈しました。エヌセレを思い出しました。辛かったです。

​JPN467 松本隆永

​JPN1299 杉原鴻太 なぜかモノクロ写真

GRE1 こんなんできる⁉︎

【3日目3レース】

この日は15mオーバーの予報だったので湾内でスラローム形式のレースとなりました。メンズ28名を14人×2に分けて予選レースをし、上位7人同士の計14人、下位7人同士の計14人でファイナルレースを行い、そのレースの結果をリザルトに1レースとして反映するというルールで6レース(つまり3レース分)行われました。予選で7位以上を取れないとリザルトに15p以上が付いてしまうため、決勝に残ることが大切でした。こんなに楽しいレースは初めてでした。アビームで外人をぶち抜く快感は病みつきでした。

JPN1216 深尾圭貴

JPN125 松本祐樹

【4日目3レース】

11レース目  サイド6〜7m(コースM)

3度のゼネリコを経て、多くの人がプレーニングスタートを切る。しかし、途中風が落ち、ダガーで左へ伸ばした杉原が上ピン!まあ、実はリコールだったんですけど。こういうレースはダガーとプレーニングの使い分けが非常に難しいなと思いました。

 

12レース目  サイド7〜9m(コースM)

前レースより風速が若干上がったように感じたが、今度は同じ過ちは犯さまいと、下目からダガーで出る。しかしその遥か下から爆速プレーニングスタートをかます艇が。JPN1311でした。鬼の艇速と角度でぐんぐん先行し、最初のブローで早めに返し、全員の前を切って右奥へぶちこみ、上ダンピンでした。三浦圭恐るべしでした。多くの艇はスタボはダガーで耐え、ポートをプレーニングで右に渡っていました。やっぱりプレーニングってくそ速いですね。

 

13レース目  サイド〜オフ  4〜7m(コースM)

スタートラインに強めのブローがかかっていたので下からプレーニングスタート。そのまま左奥へかちこみ、ワンタックでアプローチする艇が速かったです。僕もその1人でしたが、上マーク付近で急激に風が落ち、アビームで何人か抜かされました。それでも二上で1人右奥にぶち込んでプレーニングで帰ってきてまくり返しました。目の前にいる森平までまくれそうでしたが、ラストジャイブで爆沈して後ろの深尾に抜かされました笑

JPN172 関港大

JPN3522 辻上智也

【5日目1レース】

14レース目  サイド8〜9m(コースM)

15時までウェイティングし風待ち。その後海上でもウェイティング。待った甲斐ありいい風入ってきました。スタート直前にその日一番のブロー。沖を見てもかなり強く続きそうだったのでプレーニングスタート。最高のスタートで圭と上トップ集団で回航。二上では自分の後ろの艇が早めに左へ返す。自分は1上でスタボが上った印象から右奥へ行ききり、ワンタックでアプローチ。しかし、マーク付近で左に先に渡っていた艇に前を切られました。未だになんであれが左が伸びると分かったのか理解できません。拙い英語で質問すべきでした。スラローム以外ではベストスコアを出せました。このレースが個人的に1番いい出来だったと思います。

JPN533 坪根遼翼

JPN3059 坪根航平

【6日目 1レース】

15レース目  オフ5〜7m(コースS)

今大会唯一のオフショアレース。レイラインの右半分に勢力の強いスタボリフトが常に入っていました。海面チェック時、右奥まで行き切って返すとスタボがぐんぐん上った。風域的にはダガーが安パイだが、片側有利の海面予想からプレーニングでポースタをした。ポースタもプレーニングも僕だけでした笑

上有利だったので当然全員のケツを切ることになるのですが、それも想定内でとにかく1番先に右奥の爆スタボリフトを掴みたかったためこの判断をしました。そのまま予定通り右へどんどん先行し、実際かなり吸えていました。予定通り1番奥で返しまし、予定通りスタボがかなりリフトしたのですが、どうやらマークまではかかっていなかったらしく作戦は失敗に終わりました。まあこういう博打みたいな作戦は僕の持ち味でもあるので後悔はしてません笑

実際はスタボでリフトを使い切って左奥のブローで右に渡ってアプローチした艇が1番速かったようです。途中で右に返した艇はあまりいけてなかったようです。下は鬼のアンダー合戦。圭のまくりかたエグかったです。

右端 JPN501 川村航一

社会人とは思えぬ走り JPN1200 小松大悟

結果として、日本人は、オープンクラスで三浦圭(明治)が優勝、小松大悟さん(京大OB)が3位という形でした。

今回の大会を通して、多くの日本人選手が吹きの遅さ、プレーニングの大切さを痛感したと思います。日本で練習していると吹く機会は少ないため仕方ない面もありますが、それ以上に吹きへの意識の低さが露呈した結果です。正直インカレ、団体などで吹きレースが行われる確率は低いです。なので他の風域が速ければ結果を出すことは出来ると思います。むしろ僕は結果を出すためにそこを克服しなければいけないと思っています。しかし、ウインドサーフィンというスポーツをやっていながら、プレーニングが遅いってダサすぎませんか?はっきり言ってダサいです。

そしてその遅さは体格ではありません。全ピン優勝したGRE1の子は身長も学連平均より低いぐらい、手足も短かったです。それでもとんでもなく速かったです。考え方でどこまでも速くなれるんだなと強く思いました。また、普段の7.8から8.5に変わったことでよりパワフルに、よりダイナミックに漕ぐことの大切さを感じる場面が多くありました。風のはらむ量が多いことでいい面悪い面たくさん吸収することができました。確実に7.8に戻っても成長してると思います。一度でも経験することが大切です。是非来年以降多くの学連選手が参加することを願います。

いろいろな価値観や技術を盗めて、総じて最高の大会でした。そして最後に、この大会に参加した新二年生はほんとうにいい経験をしたと思います。ビギナーからエキスパに変わって最初の大会で世界最高レベルの選手と吹きレースができたこの経験はとんでもない価値があります。これからの糧にしてください!

 

本当に最高の1週間でした!オブリガード!

そんなに背が高くないらしい GRE1

1位 JPN1311 三浦圭 3位JPN1200 小松大悟

​メンズリザルト

​8.5のセッティングむずぅ〜的な

​世界を経験したチームJAPAN 左端だれ⁉︎

がんばれ学連!

​令和元年 インカレチャンプ目指して。

そう言えば寧々と太陽は平成最後のチャンプ!!

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