Himeno Cup 2023のレースレポートを書かせていただきます、明治大学体育会ボードセーリング部主将の内藤紳之介と申します。 まず初めに大会を運営してくださったKayaの皆様、そして大会関係者の皆様ありがとうございました。

 

〈レースレポート〉
大会当日は天候に恵まれ、朝から南〜南東の風が安定して入っており、中強風域で計４レース行うことができました。 逗子沖で実施されるレースの特徴として、オンショア（南〜南東）の風が吹いている場合、風軸よりも東寄りからうねりが入ってくるという特徴が挙げられます。 したがってポートで上ると波を切って進むため、下の艇に吸われにくいと言えます。反対にスタボーで上ると常に横から波に押されているため、気を抜くと流されて下の艇に吸われてしまいます。（葉山新港付近は、防波堤による返し波の影響で多少流されにくいと思います。）またオンショアは艇速勝負の場面も多いので、タックの回数などロスを減らすことを意識しました。４レースとも、これらの特徴をおさえてコースを展開すると比較的、最短距離で上マークへ近づくことができたと思います。

最後になりましたが、大会を実施するにあたりご理解ご協力いただきました近隣住民の皆様にも心より感謝申し上げます。