2024年度 関西新人戦第2戦
関西新人戦第2戦
開催ゲレンデ:滋賀県彦根市松原水泳場 同沖合
開催期間:2024年8月17日~18日
〈男子優勝〉
51-57西島淳太(立命館大学)
〈レースレポート〉
一日目の1rは強風域でのレースで自分の思うように走らせることが出来ませんでした。理由としては細かい所作不足の結果だと思います。丁寧なタックや綺麗なフォームを意識して落ち着いて走らせることが出来ればもっと満足のいく走りができていたのではないかと思っています。
2日目の2r~5rにかけて全レースを通して5バテンが折れており不利なコンディションで挑むことになりました。このトラブルで上りレグの角度が酷く、一上の順位は全く奮いませんでした。その為、下りでまくる事に集中してレース運びを行いました。
今回の夏季新人戦ではトラブルを起こしてしまいました。他大学や同立のビギナーのレベルが上がることで今回のような失敗は取り返しつかないことだと思います。レース以外での準備がレースよりも重要だと強く感じるレースでした。
〈女子優勝〉
19-11 若江柚奈(滋賀大学)
〈レースレポート〉
失礼します。レースレポートを書かせていただきます。滋賀大学1回生19-11の若江柚奈と申します。まず初めに、暑い中大会を運営してくださった関西学連の方々をはじめとする運営関係者の皆様、ありがとうございました。
1日目はコンデションが悪く1Rのみ消化されました。風が強く有利エンドの判断はスタート前からする余裕がなかったため、上ひょこをしましたが、他艇とぶつかってしまいスタートで2回沈してしまったことが4位という結果になってしまったと思います。スタートしてから風はポートリフトだということに気づきました。オン風向だということもあり風向きは安定していてブローなどには気づきませんでした。ハーネスストラップはまだ安定しないのでとにかくアンヒールしないことを意識してハーネスで耐えました。また、松原ではめったにないポートが縦波、スタボが横波だったのでスタボが波に乗ってしまわないようにヒールをかけることを意識しました。
2日目の午前2,3,午後5レース目は<北西?2m/s>、午後の4レース目は体感0.3~0.6m/sくらいだと思いました。2R目は本部船付近で風向確認した時に下有利だと感じましたが、誰も下に行かないので自分だけ下からスタートして間違っていたら大きな差が生まれてしまうと思い、自分の判断に自信が持てず上からスタートしました。途中で沈してしまったことで、一番前で走れていたのに5位まで順位を落としてしまいました。3R目もほぼ同様のコンデションでしたが、スタートで潰されてしまいブランケで思うように進めませんでした。しかし、ポートでかつかつ上らせることによって捲れ4位まで順位を上げることができました。4R目は、ほんとうに無風で風向は全くわかりませんでしたが、後からライブを見返すと、スタボリフトだったということがわかりました。私の技術ではまだ、無風の中で漕ぐと、艇速の前に上りきってしまうのでとても苦しかったですが、艇速を落とさないことを意識して上りすぎたらタックして艇速を維持することを意識しました。5R目は、上有利で1上までスタボリフトだったと思います。2上までのアプローチでスタボヘダーだと感じポートリフトを使っていい角度で上れたことで2位で2上回航できました。リフトをつなぐという言葉は何度も聞いたことがあったのですが実践できたのは初めてでした。
2日間の総評として、七夕から1か月という短い時間だったということもあり、海面能力などは全くと言っていいほど成長していなかったことと、自分の判断を信用しきれず使えなかったことが悔しいです。スタートも周りを見ながらラインに並び、普段の練習の時のように攻められなかったことが今回の15pという結果につながっていると思います。今の自分の漕ぎに自信があったわけではありませんが、ある程度漕げると思っていたマスパン・リーパンも全く上手くないことや、吹きが苦手ということも結果に大きく表れていて練習や経験がまだまだ足りていないと感じました。プレ新では今まで以上に質のいい練習かつ練習量も増やしてレースに挑みより良い結果を持ち帰りたいと思います。以上です。