2025 全日本学生ボードセーリング選手権大会
開催ゲレンデ:沖縄県国頭村字奥間海岸(オクマプライベートビーチ&リゾート)
開催期間:2024年11月14日〜16日
<関西学院大学 片山雄仁>
台風と重なり、前乗り期間もずっと天候が悪く初日はノーレースとなってしまいましたが、その後は天候に恵まれ良い風も吹き、合計で8レースを消化することができました。大会の運営に携わった全ての方々、本当にありがとうございました。
1日目はノーレース。2日目は5レースとも4〜7m/sぐらいの北系の風で行われました。ハーネスストラップやプレーニングの艇速はもちろん大事でしたが、レース海面の特徴と、しっかりとマークの位置を把握しそのマークに対してどのような風が入っているかを理解できていた艇は不安定な海面でも割と安定して前を走れていたと思います。
3日目は3レースとも4〜6m/sの東系の風で行われました。風のシフトが前日よりも激しく、非常に難しい海面でしたが、スタートでしっかりと頭を出すこと、風の入り口をしっかりと把握しておくこと、シフトに乗り続けることが大事だったと思います。振れが激しいからこそ途中までの順位が悪くても焦らず一つ一ついいブローを繋げていけば前を走れたのではないかと思います。
<玉川大学 廣瀬こころ>
この4年間、私は考えて、考え続けてウィンドサーフィンに向き合ってきました。ウィンドのことを考えなかった日は一日もなかったと言っていいほどです。海に出られない日は、ウィンドの動画を見たり、仲間とウィンドの話をしたりして、常に競技と向き合っていました。
特にこの1年は、プラスアルファで筋トレとランニングにも取り組んでいました。
■ メンタル面
私が大切にしていたのは、「自分に負けない日を一日も作らないこと」です。
ベッドの横にカレンダーを貼り、海に出た日や筋トレをした日に丸をつけて、丸がない日を作らないように徹底していました。
一日も自分に負けない日を作らないことが、インカレ当日に自信につながると思っていたからです。
■ 筋トレ・ランニング
毎日30分のランニングを続けていました。
疲れていてやりたくない日もありましたが、「最後のアビームでこのランニングが生きてくる」と信じて、正規練習のあとでも走り続けました。おかげで持久力がつき、周りより多くパンピングできたと感じています。
また、パーソナルジムにも通いました。
トレーニングの経験がなく、何をすれば良いか分からなかったため、コーチに教えてもらいながら下半身を中心に鍛えました。スクワットや体幹トレーニングを主に行い、約8ヶ月継続する中で、パワーがついてきたことを実感しました。
その積み重ねにより、スタートやストパン、下りで無駄のないパワーの伝え方ができるようになり、しっかり板に力を伝えられるようになったと感じています。
■ レース当日に向けて
レース当日は、これまでやってきたことが順位で表れ、結果として証明されます。その怖さと日々戦い、逃げたくなったり、気持ちが追いつかなかったりすることもありました。
そんな時は、とにかく「最後までやりきる」と自分に言い聞かせました。
レース当日は「結果は後からついてくる」と唱えながらレースに臨み、目の前の瞬間に全力で向き合い、ベストを尽くしました。
“当たり前のことを当たり前にやる”ことを意識し続けた結果、最高のリザルトを取ることができました。
■ 日々の練習で意識していたこと
私は「どんな風でも勝つこと」を意識して練習していました。
当日に苦手な風域を残さないよに。
体重や体格差によって艇速に差が出たり、自信が持てない部分があれば、他の部分を周りよりも磨き上げること。特にスタート、下り、ハンドリングは重点的に見直して練習を行っていました。
去年のインカレでブラックを取ってしまった経験から、スタートだけは誰にも負けないくらい練習することを心がけ、数えきれないほどスタート練習を重ねてきました。
その結果、メンズと同じスタートでも頭を出し、シングルで帰ってこられるほどレース展開が楽になり、レディースのレースでは圧倒的な自信につながりました。
■ 4年間を通して大事だと感じたこと
「考え続けること」
ひとつの疑問に対して「なぜ?」と問い続け、分からないことは10人に聞けば10通りの答えが返ってきます。人それぞれ、教え方も考え方も違います。分かるまで色んな人に質問し続けることで、自分が納得できる答えに辿り着けると思います。
人によって視点やイメージの仕方はさまざまだからこそたくさんの情報を得て、自分の中に落とし込み、自分のものにしていくことが大切だと感じました。




